ハルチカ(実写)
映画と音楽のマジックにすっかりやられてしまいました。
原作派の人はどう捉えたのかわからないですが、
私にとっては愛すべき映画の一つとなりました。
恋愛要素は薄めですが、トキメク事間違いなしの青春映画でした。
劇場で観る事が出来なかった事を激しく後悔しています。
最初はまあ楽しめそうだなぐらいの感触。
とはいえ最初の方から変な引っ掛かりのある映画ではありました。
例えば妙に生々しい暴力描写。
この辺りから早くもオヤ?っとなります。
映画としてのルックもさりげなく良い。
どちらかといえば良くあるメンバー集め、予定調和的な楽しさの前半。
そして中盤の変なあのシーン。私はアレ大好物ですけどね。
そこから一転して後半のシビアな現実へ。
練習シーンから繰り返し合奏されるメインテーマのあの曲。
この曲が繰り返される度に作品世界へ引きずり込まれていきます。
そう、この繰り返されるってところが実にミソで・・・
そしてあのクライマックスのイリュージョン、無音と二人の表情。
これは映画史に残るのではないか?と思えるクライマックスでした。
多くの人に観てもらいたい映画でした。
傑作!
実写ハルチカの魅力まとめ
チカ:橋本環奈
ハルタ:佐藤勝利
絶妙な共演者達
テンポの良さ
音楽と演奏
青春
大胆な原作改変
前半と後半の脚本構成の切れ味
ちょいちょい変なシーン
クライマックス
暴力、喧嘩