「地上から見る海って好き。」
このセリフ、いいですね。
今期、というか前期から最も思い入れを持って見ていた作品がついに終わりました。
大円団という感じで良かったけど・・・「けど」が残るかな。
ラストは物語に個が若干埋没してしまった感じ、
全体的に説明的でちょっと奇麗にまとまり過ぎたような。
海神様とおじょし様の話は大方予想はつくものなので、
もう少し早く出した方が良かったのでは。
個人的には25話がクライマックスってな感じでした。
哀しみが無いかわりに喜びも無い、そんな世界よりも・・・
着地点はかなり違いますがかぐや姫の物語と似ているテーマでした。
この二作品が同時期に世に出て来た事に
何かしら特別な意味を感じてしまいますね。
恋の行方は思っていたのと違いました。
まなかが光を好きだったというのは納得できましたが、
光と美海が結ばれる方が面白かったような気もします。
最後にまなかが光にストレートに告白しなかったのも引っかかります。
まあちさきと紡以外は中学生だから、こんなもので良いのかも。
恋の行方は多少の含みを残した気がしないでもないし。
この作品で印象的なシーンは12話でまなかが最後に逃げ出すところ、
25話で美海が泣いて走り出すところ、
15話の冒頭動揺するちさきの描写、
網に2回ひっかかるまなか、
いや他にもたくさんあったので
選びようが無いなw
一番好きなキャラはさゆ。
後半の牽引役ぶりはとても良かった。
何度も書いてますが石原夏織さんのこういう役、ホントいいですね。
一番可愛かったのはちさきか、美海か。
まなかも良かったけど、いややっぱりあきらかなw。
キャラはみんな魅力的でした。
最後は批判も多くなってしまいましたが全体的にはとても楽しめました。
今後何度も見返す作品である事は間違いないです。
そして付け加えるならばこの2クール、
個人的には小松実可子祭り、茅野 愛衣祭りでした。