アニメでしか出来ない事を追求しているのがシャフトのような気がします。
アニメでもここまでできるんだ、という実写に近い感覚の表現方法を
追求している(ように思える)京アニとは、まさに真逆の存在でしょう。
シャフトの映像表現はとても前衛的でアーティスティックです。
それでいてアニメゴコロをくすぐるところがいい。
どこか戦後昭和のサブカル的な匂いがするところも惹かれます。
そういった意味で「それでも町は廻っている」は
「荒川アンダー ザ ブリッジ×2」以上にシャフト的な気がします。
この作品、大笑いする感じではないですが、
ようやく面白さがじわじわと染みてきました。
今回「2001年宇宙の旅」ネタだと思いますが、くるくる回るチョークが
とても印象的、効果的でしたね。
坂本真綾さんのカバー曲op、昭和アングラロックなedもいい。