空のおくには。01

ブログお引越し

諸事情により別のブログサービスに引越しすることにしました。

新しいブログ→空のおくには2

こちらの「空のおくには。」はそのまま残しておきます。

今後も新しいブログよろしくお願い致します。

覚悟はいいかそこの女子。 映画版

この手の作品って廃れないですね。

確かに後に大活躍する役者やスタッフが関わっていたり、

名作が潜んでいたり、侮れないところもありますが、

きっかけがなければ、なかなか手を出すことが無いタイプ。

今回、中川大志が出てるというので配信で視聴。

感心したのは仲良し男子4人組の空気感。

他の三人は深く描かれた訳では無いのですが、

4人の関係がちゃんとできているというか、

肩が暖まっているというか、気心知れた仲の良さが伝わってくるのですよね。

既にドラマ版で共演されているからかもしれませんが、

私はそれを知らずに見ていたし、

映画の中だけでそう感じさせるってなかなかだと思います。

出演者は中川大志他、伊藤健太郎、唐田えりかなど若手の芸達者が揃っているので、

この手の作品にしては芯がしっかりしているように感じました。

荒川良々もさすがいい味出してましたね。

若い女の子向け映画なのかもしれませんが、

若い男の子も楽しめる映画だと思います。

いかにもという感じの作品ではありますが気軽に楽しめるし、

軽めの大志君を堪能したい方にはオススメです。

ドラマ版もいずれ見たいと思います。

今年の推しはもっと凄かった。明治座 歌妖曲～中川大志之丞変化～

昨年の砕け散るところを見せてあげるの主演、清澄を演じた彼は凄かった。
そして今年の鎌倉殿の13人の畠山重忠も凄かった。

しかしそれで終わらなかった。

今年の推しはもっと、もっと凄かった。

奇跡的に時間が確保できて、東京での千秋楽、明治座に見に行ってきました。

歌妖曲～中川大志之丞変化～

役者達の演技、歌の迫力、生演奏、舞台美術、照明、

何もかもが凄かった。

劇であり歌謡ショー、個性的なコンセプト、作品そのものが凄かった。

この熱の塊のような舞台の中でも中川大志は圧倒的な存在感を放つ。

歌は上手いし演技も上手い。立ち姿にも華がある。

（しかもこれが初舞台！！）

でもそういうものを超えた何か。

そこには確かに鳴尾定がいて、桜木輝彦がいて、

私はその魂に、熱に、触れたのだ。

間もなく福岡、大阪公演が始まります。

無事公演が達成される事をささやかながら、

お祈り致します。

そしてそちらを見に行く皆様、

是非楽しんできて下さいね。

最高だから、この舞台！

モブ子の恋2巻

誰かのことを考えてニヤニヤしちゃったら...それが恋だよ。

モブ子の恋2巻。

この巻では入江くん視点が入ってくる。

同じシーンを別視点で描くパターンは、

あんまり面白くない場合が良くあるのだけれど大丈夫でした。

むしろお互い想い合っている事が読者にはっきりと提示された事ににより、

なかなか踏み込めない二人が一層もどかしく見える（そこがいい）。

それにしても今時の漫画の意中の男の子、

見た目はメガネクール男子、中身はシャイ、みたいなキャラの多い事（嫌いではないです）。

恋に疎い入江くんですが、

初デート（まだ付き合っていない）でモブ子の靴擦れに気が付き、

しかし考えなしに絆創膏を渡すとモブ子は恥ずかしがって遠慮して

思いっきり拒否される可能性が高いので公園のベンチに誘って

モブ子を逃さないようにして絆創膏を貼ってあげるという、

高度なテクニックを披露してくれて、大変勉強になりました。

2巻も二人の関係、心情を丁寧に描いた優しさ溢れる恋物語で大変満足です。

モブ子の恋1巻

なんの話って、恋の話だよ

地味で大人しく目立つのが苦手な主人公（冒頭でそう説明される）田中信子（たなかのぶこ）。

名前を間違われモブ子と言われたり。

そんな彼女はバイト仲間の入江博基（いりえもとき）に片思い中。

ベタな少女漫画的王道主人公を今時にアレンジ、

モブ子の恋と日常を丁寧に描きながら優しく見守っていく、そんな作品です。

もうすでに14巻まで出版されているそうです。

まずタイトル。

シンプルで目を引きますね。

記憶の片隅にずっと残ってました。

タイトル通りの内容で、1巻ではモブ的自虐ネタが結構ありますが、

殊更露悪的に強調するでもなく、そんなところも好感が持てます。

脇役だって恋をする、がキャッチコピーだそうですがまさにそんな作品。

そしてモブ子。

私、このルックスに弱いんですよね。

くりっとした猫目、三白眼、ややクールな外見。

古くはマクロスのミリア、比較的近年だと放浪息子の安那ちゃんのような。

最近再び漫画を読みまくっているのですがモブ子だけでなく、

安那ちゃん似のキャラデザインを多く見かけます。

物語は、安部さんという娘が新しくアルバイトにやって来るところから始まります。

モブ子とは真反対のキラキラ快活な安部さんの登場で、

モブ子の生活に波風が立ち始める。

波紋が重なり合って形を変えてゆくように、

モブ子の日常も変わり始める・・・